| 黒い悪魔 | |
| 著者名:佐藤賢一 出版社:文芸春秋 出版年:2003.08 ISBN :416322050X | |
そう、あの『三銃士』の作者、アレクサンドル・デュマのお父さんの物語です。カリブのサント・ドミンゴ島で奴隷として育った大アレクサンドル・デュマがフランス革命の折、軍人として活躍し、将軍にまで登りつめ、そして最後を迎えるまでの物語です。
主人公はフランスの貴族とサント・ドミンゴ島の黒人女性の間に生まれ、幼いときは奴隷として過ごしますが、父親のつてでフランスに渡り、破天荒な活躍で軍人として若くして出世します。奴隷の身分を脱し出世しても彼の心は晴れません。本当の自由を求めて軍隊を抜けます。 この本を読むと自由とは何なのか、人それぞれコンプレックスを持っておりそれにとらわれているかぎり本当の自由にはなれないのではないかということを考えさせられます。
『三銃士』のダルタニャンのような活躍劇とその裏での心の葛藤。読み応えが有りました。
自由がいい!って
思っているんでしょうね。。。(笑)
出世はあまり興味が有りませんが、不自由も結構好きです。
好きと言うか育ってきた環境がそうだったせいか、ちょっと不自由なところで文句を言っている方が落ち着ついたりします。(笑)
女性からみると「お得」な響きです(笑)