2007年03月16日

明日の記憶:荻原浩

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:★★★★★★★☆☆☆ (最高★10個)
:若年性アルツハイマー、夫婦恋愛
:テーマ重、なのに"重々"しくなし
:DVDなので一気見。

こちらはDVDで見た。本は読んでません。 広告代理店でバリバリ働く部長がある日、アルツハイマーと診断され、病気が進行していくなかでの生活を描いている。
著者名:荻原浩(著)
出版社:光文社
出版年:2004.10
ISBN :9784334924461

重たいテーマで物覚えに自信のないものとしてはある意味ホラーな内容なのだが決して"重々"しくない。
病気の初期症状を意識した時の不安、病院で診察されるときのあせり、診断が言い渡される時の恐怖、病気の進行過程のあきらめ、鬱、怒り、妻との口論で無意識に妻を鈍器でなぐってしまった時の絶望などリアルに描かれていてぐいぐい惹きこまれていく。
最後には荻原作品らしく過去をからめたちょっとした仕掛けがあり、絶望を感じさせない仕上がりになっている。
テーマからして食わず嫌いの人が結構いるのではないかと思うけど、そう思っている人には以外な味がする作品。
posted by Hotice at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 荻原浩

2007年03月15日

コールドゲーム:荻原浩

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:★★★★★★★☆☆☆ (最高★10個)
:ミステリー、高校生、いじめ、復讐
:誰にもある弱さと葛藤が浮き彫りに
:すうすう読める。中だるみなし。

前回に引き続き荻原浩。最近はまってる。この作者の本はジャンルを超えて読んでいるけど共通して臨場感がすばらしい。その臨場感でどんどん先を読ませる感じ。
著者名:荻原浩(著)
出版社:新潮社
出版年:2005.10
ISBN :9784101230313
うまさを語れるほど小説を読み込んでいるわけではないが、この作者はうまいのではないか。やたらとりきんでいない感じもグッドである。
この話は高校生の中学時代の同級生が次々と事件に巻き込まれていき、死人まで発生。どうやら中学時代のいじめに関係している模様。警察にまかせず、自分たちの手で事件解決をはかろうとするミステリー。主人公の心の動きや事件そのものも今の時代なら本当に起こっても不思議ではないように描かれている。最後には驚きの展開もちゃんとある。
posted by Hotice at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 荻原浩

2007年03月03日

噂:荻原浩

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:★★★★★★★★☆☆ (最高★10個)
:ミステリー、異常犯罪、刑事もの
:社会の普通のところに潜む異常性
:中だるみなし、一気読み。

読むまでミステリーと知らずに買った。 著者の本で読んだのは「神様からひと言」と「僕たちの戦争」。見てないけど昨年映画化された「明日の記憶」の原作者でもあるとのことでミステリー作家としての認識が全くなかったからだ。プロローグを読んだ時点でまだミステリーと気づいてなかったぐらいだ。
著者名:荻原浩(著)
出版社:新潮社
出版年:2006.02
ISBN :9784101230320
しかし、この著者の本はいつお一気に読んでしまう。今回も他に2冊を並列で読んでいたのだけれど、一番最後に読み始めたのに一番最初に読み終わってしまった。
軽いタッチというわけではないが決して重々しくなく、登場人物のキャラクターがしっかりと描かれていて読んでいて飽きない。
ストーリーは若い女性の連続殺人事件(死体はなぜか足首が切り落とされている)を警察が解明していくのだが、少女たちの間ではやっている連続殺人魔の噂(都市伝説?)が事件解明の鍵になっている。最後には犯人の異常性が浮き彫りとなるしかけもされている。このところミステリーから遠ざかっていたが、勘違いからこの本に出会えることが出来て自分のいいかげんさに感謝している。
posted by Hotice at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 荻原浩

2007年02月27日

神様からひと言:荻原浩

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:★★★★★★★★★☆ (最高★10個)
:サラリーマン、リストラ、苦悩
:問題なし。面白い。すっきり
:歩きながらも一気読み。

出張帰りに駅の本屋で購入。 結構、神経を使うハードな打ち合わせの後だったので何か頭を楽にしてくれるものが読みたい気分で"人気の一冊"とかそれらしい書店のポップに惹かれて買ってみた。
著者名:荻原浩(著)
出版社:光文社
出版年:2005.03
ISBN :9784334738426
仕事もプライベートもやる気はあるがなんともうまくいかないサラリーマンが主人公で会社の力学によってリストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」なる部署にとばされ、なれない仕事に奮闘いながら自分の気持ちを整理していく話。
買う前に思っていたよりもコメディタッチだったけど、面白くて読みやすいので一気に読んだ。
なんともスカッとする話だが、実際にはこうは出来ないだろうな。
posted by Hotice at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 荻原浩