2007年09月19日

女信長


女信長
著者名:佐藤賢一(著)
出版社:毎日新聞社
出版年:2006.06
ISBN :9784620107028



まだ読んでいないが気になるタイトル。著者ならではの視点で歴史がきりとられているのではないか。期待する。
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2007年03月23日

カポネ:佐藤賢一

【気に入り度】:★★★☆☆☆☆☆☆☆ (最高★10個)
【キーワード】:歴史小説、ギャング
【私的な印象】:ちょっと退屈
【読むペース】:途中で断念。

著者名:佐藤賢一(著)
出版社:角川書店
出版年:2005.12
ISBN :9784048736589
禁酒法時代のアメリカ・シカゴの暗黒外(ギャング)のボスであったアル・カポネの一生を描いた物がたりである。
アル・パチーノ主演の映画「スカーフェイス」やケビンコスナー主演の「アンタッチャブル」などにも登場するので、多くの人はご存知だと思う。
好きな佐藤賢一の作品で、取り扱うのがアル・カポネだったので期待して読み始めたのだが・・・。
もともと人間の本質をグロく描こうとする作家なので、少し重たいと感じるときがあるが今まで読んだ作品は主人公を中心にキャラクターが魅力的に描かれていて退屈を感じなかった。 しかし、今回はいまいち、キャラクターの魅力が前面に出てこないような気がして、物語にのめりこめない。
他の本と同時に読んでいたのもあるのかもしれないけど、結局未だに読了にたどりつけていない。又、時間を置いて読んでみようと思うが現時点での評価は低い。
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2007年03月16日

双頭の鷲:佐藤賢一

【気に入り度
【キーワード
【私的な印象
【読むペース




:★★★★★★★★★☆ (最高★10個)
:歴史小説、英雄伝説、フランス
:痛快、心理描写べっとり
:出だしからぐいぐい。長いけど一気読み。

14世紀のフランスを舞台にイギリスとの百年戦争の英雄、ベルトラン・デュ・ゲクラン(1320年 - 1380年)の生涯を描いた物語。(実在の人物)
著者名:佐藤賢一(著)
出版社:新潮社
出版年:2001.06
ISBN :9784101125312
百年戦争の英雄といえば世界的に有名なのはジャンヌダルク(1412年 - 1431年)だが、フランスでは元帥にもなったベルトラン・デュ・ゲクランが英雄視されているもよう。ジャンヌダルクの時代よりも少し前の話。
フランスといえばパリ、エッフェル塔、フランス語、柔道の強い国、などの誰もが知っているぐらいの知識しかなく、当然行ったこともないのでなじみがないのだが、この小説は特にフランスに対する知識がなくとも人物を中心に描いているので話にのめり込むことが出来る。
ベルトラン・デュ・ゲクランは顔がでかく、ぎょろ目で、人並みはずれて手が長い、決して男前ではなく、むしろ劣等感の塊の男として描かれている。子供時代は悪童、大人になってからも洗練されず傍若無人な振る舞い。ただし天性の戦術眼を持っており百年戦争を舞台に次第にのし上がっていく。(出世は本人の希望ではない。)
著者名:佐藤賢一(著)
出版社:新潮社
出版年:2001.06
ISBN :9784101125329
物語の前半は"痛快"、"おもしろい"というのがとにかくの印象、しかし後半は少々トーンがかわり、主人公の劣等感の根底にあるものの(女性に対する思い)が心のそこをえぐるように描かれていて単なるスカッとする英雄伝説ではない趣になっていて、この部分は前半と違った印象で楽しめる。
日本で言えば、織田信長みたいな感じで、もうちょっとアホっぽくした主人公かな。けど戦術は天才。
posted by Hotice at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 佐藤賢一

2007年02月26日

オクシタニア:佐藤賢一

【気に入り度
【キーワード
【私的な印象
【読むペース




:★★★★★☆☆☆☆☆ (最高★10個)
:歴史小説、キリスト教異端問題
:心理描写ねっとり、べっとり
:途中少々中だるみ有り。

13世紀南フランスでの異端キリスト派のお話。 だが宗教の歴史書みたいなものかというとそうではなく、その時代、その土地に生まれ育った男女の生き様が描かれている。
著者名:佐藤賢一(著)
出版社:集英社
出版年:2003.07
ISBN :9784087753073
人間最後にすがるものはなんのだろうか?何にこだわって、何のこだわりを捨てて生きていくべきなのか考えさせられる物語。
何か悟りのようなものを得ることが一生のうちにくるのだろうか?自分にとって一番大切なものが、自分にうそをつかずはっきりと言えるようになればそれが悟りなのかもしれない。そうなればそれ以外のものにはこだわらず生きていけばよいので、案外楽な人生になるかもしれない。
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2005年10月29日

黒い悪魔:佐藤賢一

黒い悪魔
著者名:佐藤賢一
出版社:文芸春秋
出版年:2003.08
ISBN :416322050X
題名からみると何かオカルト小説のように思えますが、そうではありません。敵から『黒い悪魔』と呼ばれたフランスの黒人将軍の話です。名前はアレクサンドル・デュマ!
そう、あの『三銃士』の作者、アレクサンドル・デュマのお父さんの物語です。カリブのサント・ドミンゴ島で奴隷として育った大アレクサンドル・デュマがフランス革命の折、軍人として活躍し、将軍にまで登りつめ、そして最後を迎えるまでの物語です。
主人公はフランスの貴族とサント・ドミンゴ島の黒人女性の間に生まれ、幼いときは奴隷として過ごしますが、父親のつてでフランスに渡り、破天荒な活躍で軍人として若くして出世します。奴隷の身分を脱し出世しても彼の心は晴れません。本当の自由を求めて軍隊を抜けます。 この本を読むと自由とは何なのか、人それぞれコンプレックスを持っておりそれにとらわれているかぎり本当の自由にはなれないのではないかということを考えさせられます。
『三銃士』のダルタニャンのような活躍劇とその裏での心の葛藤。読み応えが有りました。
posted by Hotice at 22:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 佐藤賢一