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【気に入り度 【キーワード 【私的な印象 【読むペース |
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:★★★★★★★☆☆☆ (最高★10個) :移民政策、政府への復讐 :移民の想像を絶する悲惨な体験 :プロローグを超えたら一気 |
買ってから読み終わるまでに時間のかかった本。内容が面白みに欠けるからというのではなくそのころは読む本がたまっていて、同時に何冊か読んでいる状態でこの本は最初の何ページか読んで数ヶ月おいていた。
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著者名:垣根涼介(著) 出版社:幻冬舎 出版年:2003.08 ISBN :9784344003736 | ||
1960年代に日本政府にだまされて未開のアマゾンへ開拓者として移住した家族の想像を絶する悲惨な生活のシーンから始まる。フィクションなんだろうけどある程度、史実に基づいているとすれば政府の罪をあらためて感じざるを得ない。
物語は悲惨な運命をたどった家族が日本政府に対して復讐をとげる話に発展していくが、そこにたどりつくまでの主人公がどん底から這い上がってくるまでの南米での生活が圧倒的な迫力で描かれていて、先を読まずにはいられなかった。貧しくとも見知らぬ人にも救いの手を差し伸べる南米人のおおらかさや、油断をすると追いはぎにあってしまう治安の悪さなど人の欲だとかやさしさだとかが十人分に表現されているところがはまった理由かもしれない。